何故だが、避妊虚勢に約十万円。3頭だから仕方が無いが。全く産まないと思い込んでいたリンの妹ロビが虚勢したはずの孝太郎の子供を5匹8/7に出産。痩せたロビの子たちはあまりに小さくて、最後に産まれた孝平は58
グラムであった。痩せたロビの乳は全く出ないので、2時間おきにミルクを作って飲ませる日々が続いた。幸い今年度は非常勤講師で夏休みは全く仕事が無いので、オリンピックのテレビ観戦とミルクやりであっと言う間に月日が過ぎ、仕事を探してはいたが、採用されず約二ヶ月を無給で過ごしてしまい、通帳残高は限りなくZEROに近付く日々を迎えてしまった。
そしてまた、最後のこの5頭も猫風邪にかかり、インターフェロン注射を多い子は10日も打ち続け、何とか4匹は持ち堪えてくれて今は元気だが、孝平は47日で旅立ってしまった。孝太郎もロビも悲しみで孝平を送った。猫も泣くのだと言うことがわかった。
今もまだ、あの時ああしてやればよかったかもと悔いが残る。今4匹は元気だが、夢中で病院に通い続けて何と今日来たクレジットカードの請求額は23万円を越えていた。非常勤講師で得られる金額は月15万円がやっとだ。そして、七八月は仕事が無く無給。
猫にも保険はあるのだが、うちは手当り次第に庭に来た子達を保護し世話をし里親を探そうとしているのでそういう場合は保険にも入り辛い。
しかし、今度という今度は万事休すと言う感じだ。人間達の食事は半額商品が買えても猫達のミルクは一人分が一万円以上かかる。そんなおチビがまだ、9匹いるし、成猫さんは、18頭もいるので、一番安い餌を与えていても人間のご飯代のほうが安いのだからちょっと複雑。
何とかしなければ、という思いだけが頭をめぐるが日々の世話で仕事以上に疲れるというのも本当のところだ。
猫カフェに向くような子達ではないが、何とか地道に里親を探そうと思う。
親馬鹿でどの子も可愛くて仕方がないのだから、どう仕様もない。27匹のかわいいブロマイドでも売ろうかと本気で考えている。