2012-07-02

捨て猫の母猫から預かった大切なルビー

ルビーはある学校の近くの家の物置小屋を住処にした猫の親子の行く末を案じて家に連れ帰った二匹のうちの一匹だ。一匹は雄だったらしく、連れて行った動物病院の駐車場で逃げてしまった。その後二年間は餌をやり続けたが、今はどこでどうやって暮らしているやら。ルビーは腹に子がいたこともあり、逃げることはなかったが、病院から帰るなり、風呂桶の下に入って出てこなくなった。ルビーにはかわいそうなことをしたが、その後去勢手術と堕胎をしたのだ。猫をかわいがっているとは言えない現状ですね。クレのように人間に慣れていた猫だったら、産んでもらう選択肢もあったと思うが、風呂を壊してルビーを出すのがその時の私の限界だった。
 しかし、時々はルウとその闇に葬られた子達に手を合わせる。本当に、ごめんね。地域猫として、去勢しては地域に放している親切な人たちもいる。長男は、そういう人たちと連携したら良いのにと言うが、なかなかそんなこともできていない。
 ルビーことルウは可愛そうにも、クレの子供達からも馬鹿にされている。長い間の隠れ家生活のためか水もうまく飲めないのだ。そんなルウを見る度に、ルウはお母さんが産んだ子だから大事にしてねと頼んでみるが、ルウもすぐに逃げたり手を出したりとやはり、なかなか素質が物を言っているようなところがあるようだ。





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