ミキは時間があるとケーちゃんを眺めている。まるで、ペットを慈しむような眼差しで、けいちゃんの訴えを聞こうとしている。ミキは今約12歳。シャムの血統入りの黒猫コロおが14歳と約2ヶ月であの世に旅立って以来我が家の猫達は、増え続けている。ミキが家に来たのは、母がまだ生きている時に、母の脚にじゃれて咬み付く変な猫が来たと言って困っていた。コロおがいる我が家ではちょっと無理かなとコロおをもらった明道町の果物屋を尋ねた。可愛い子だねと言ってくれたが、すてに、若い雌猫がいて、難しかった。愛嬌のあるミキは家族を納得させ結局家で飼うことになった。それから、いろいろあってごひきの子猫を育つ姿を見てコロおは息を引き取った。ご匹の中に黒い子がいるのを見て喜んでいた。懐かしのコロおは、今も私の記憶のなかに住んでいる。
2013-07-27
2013-07-20
イーサーファミリー
早いもので、クレがひょっこり裏庭に現れたのが1年半前の1月2日。ひどいかぜをひいていた。人なつこくてかわいいクレにすっかり魅了されていた。そして24日に、帝王切開で、イルイーサムサーの4匹が産まれた。元気の良かったイルサムが死んでイーサーが生き残った。それに関しては茶っくん疑惑が頭を離れない。今は茶っくんは、ゲージで暮らしている。その後イーとサーは結婚式を挙げないで結婚し今年2月に2匹を死産した。今思うとイーは体が小さくて、普通に2匹を産み出すことができなかったのだろう。可哀想なことをした。イーは悲しそうに2匹の死に顔を見つめていた。緊急夜間病院の先生は早くイーを虚勢するように言ったが、それではあまりにも、イーが可哀想で、何としてもイーが立派な母になれる日を迎えさせたかった。なので、あえて去勢をせずに見守り、今回4月17日に3匹をやはり帝王切開で、出産した。名前はマ行で魔を抜き、みっちゃん、ムーちゃん、メグとした。メグは男の子で父のサーが猫可愛がりをしている。まー、猫ですから。男親も、さすがに、子ども達が可愛くて仕方がないようです。ムーが、クレにそっくりの毛の色と性格で、素敵なご夫婦にもらわれました。その後、サーが鳴いてムーを捜していました。イーは、こども3匹と共にご夫婦の家まで連れて行きましたので、大丈夫でしたが、すこし困惑はありました。減少感というのか、猫も人間以上に情が深いことがわかりました。
2013-07-13
ムーのこと
もらわれていったムーちゃん
実は生後約2ヶ月でムーは知り合いの方にもらって頂きました。誰かがいないと捜し回るイーのためにイーモ連れて行きました。優しそうなご夫婦を見てイーは満足そうでした。その後メグが下痢で大変でした。
父親のサーがしばらくムーを捜していました。やりきれない寂しさが人間の私にも伝わるほどでした。父さん猫も情が深いことがわかりました。