ミキは時間があるとケーちゃんを眺めている。まるで、ペットを慈しむような眼差しで、けいちゃんの訴えを聞こうとしている。ミキは今約12歳。シャムの血統入りの黒猫コロおが14歳と約2ヶ月であの世に旅立って以来我が家の猫達は、増え続けている。ミキが家に来たのは、母がまだ生きている時に、母の脚にじゃれて咬み付く変な猫が来たと言って困っていた。コロおがいる我が家ではちょっと無理かなとコロおをもらった明道町の果物屋を尋ねた。可愛い子だねと言ってくれたが、すてに、若い雌猫がいて、難しかった。愛嬌のあるミキは家族を納得させ結局家で飼うことになった。それから、いろいろあってごひきの子猫を育つ姿を見てコロおは息を引き取った。ご匹の中に黒い子がいるのを見て喜んでいた。懐かしのコロおは、今も私の記憶のなかに住んでいる。
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