飼い主の都合でご飯の時間がころころと変わる我が家の猫たち。
メグが一番うるさいが、あとの子はそうでも無い。
とにかく従順で、可愛い猫たちだ。
多頭飼い≒キチガイ
と、飼い主を前にして言い放った動物病院の院長さんがいたらしいが、当になぜ今ここに16匹がいるんだろうと情な悲しい。
私が小学校の6年生の頃チーコという三毛猫の雌を飼っていた。
チーコが、もうすぐ出産という時に、修学旅行に出かけた。
帰ってくるとチーコはいなかった。
泣きながらチーコを探したが見つからなかった。
成人してから聞いた話だが、母が生まれた子猫もろとも、段ボール箱に詰めて近くの堀川に流したと言う。
背筋が凍りついた。
そこまでしなくても、良かったのではないかと後になって、悔いばかりが残った。
それから何故か、今の場所に縁あって住むことになったが、すぐ裏には猫好きの婆さんがいて、沢山の猫を飼い、野良猫にも分け隔てなく餌をやる姿を見て恐ろしい物を感じていた。そして増えると保健所に連絡して殺処分という事
を繰り返していた。
見るに見かねて、その婆さんに、保健所でどうなるか知っているのですかと聞くとしらないと言う。
殺処分の話をするとそこで顔色が変わった。
その後、その婆さんの家で生まれたような捨て猫のみきが、我が家にやって来た。
白いスカーフをまとったような、愛らしいみきの姿はすぐに家族に受け入れられた。
14年間飼い続けた黒猫のころおさんがいたが、弱っていたので、家でみきも飼うことにした。
母は父の死後寂しく一人で日中を過ごしていたこともあり、あまり反対はしなかった。
みきが.11月に来てから、2、3ヶ月があっという間に過ぎ、正月しかも元旦に親戚の叔母が交通事故で亡くなった。
その通夜に母と二人で出かけたが、なんとその後、父の三回忌に、親類の前でしっかり挨拶をした後にその一週間後に、心タンポナーデという症状であっけなく逝ってしまった。
親戚が沢山家に来た事でみきはどうてんしたのか?7日間いなくなっていた。
帰ってくるとミキはまた、私に何かを話して、いいよもいうと喜んで入って来た。
そして2ヶ月後、5匹が産まれた。
そして、今の16匹に。
それから、母の後悔の念も感じるところがあり、猫を大切にしようとしての、16匹なのだが、殺処分ゼロにするには、無駄にペットショップなどで衝動買いをせず、簡単に捨てないで頂きたい。
逃げ出す場合も有るのでしょうが、簡単に次の猫を買わずに、我が家の猫たちのような子達をもらうように、そういうシステムができたら良いのだが。
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