2011-02-04

名古屋市民会館にて—沈清

http://www.youtube.com/watch?v=Y74mKgavom8
ユニバーサルバレエ団の四年ぶりの来日。
音楽などはCDやyoutubeなどメディア経由で十分に満足していて、現場で見る感動の方が小さいことも多々あるのですが、今回は、いろいろと考えさせられました。
第一に、市民会館に集った客層に感動しました。みるからに在日の学生さんたちもいれば、黒人系の人もいて、宗教系の人も、どうみても宗教とは何の関係のない人も、じつに多様な人々でした。始まるやいなや、わたしは涙してばかりで、困りました。

帰りは金山のダイエーに寄ったのですが、
「大丈夫なのか?」と思わせるほど客の少ない郊外のダイエーとはちがって、
いまも狭い空間に、たくさんのひとが賑やかでした。
写真は地下のスガキヤです。

ダイエーをあとにすると、大型バスやトラックが舞台裏で後片付けをしていました。
大変な仕事です。

本拠地は赤絨毯の建物、という記事があったので調べてみると名古屋市民会館よりよほど立派な建物。(耐震性は不明だが) ブログをみていると、純粋にバレエが好きな方も感動していろいろ書いているけれど、やはり朝鮮がらみの客層が主であるのは否めない。

ついでに、関連の物語には、春香伝興夫伝があるという。いずれも観たことも読んだこともない。ですが、ネットで確認する限りでは、春香伝は科挙をパスして悪を跳ねのけ約束の女性と結ばれる青春の話である一方、興夫伝は子作りの時期にある兄弟を題材に勧善懲悪を説くもののようです。


■マスメディアでの取り扱い
朝日新聞のネット版でも紹介されていて、時代が変わったというか、(相手にすらされなくなった!?!?)隔世の感があります。
まあ、20年という歳月は、現役社会人の半数が引退して入れ替わり、生きていた人の四分の一以上が火葬炉に焼かれてこの世に存在しないわけです。単純計算では。

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