2011-04-09

東電の態度〜地方紙の目

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-03-27_15904/
[作業員被ばく]安全管理を忘れた東電 沖縄タイムス

2011年3月27日 09時51分
>危機的状況が続く東京電力福島第1原発で、
>冷却機能の回復に向けてケーブル敷設作業をしていた
>20~30代の男性作業員3人が被ばくした。

>原子炉内の冷却水と比べ、
>1万倍という放射性物質濃度の水たまりの中で作業を続けたためである。
>2人は長靴を履いておらず、足のくるぶしから下に局所的な大量被ばくをした。
>3人とも命に別条はないというが、経過観察を怠ってはならない。

>現場は3号機に隣接するタービン建屋の地下。
>原子炉で発生した蒸気でタービンを回し、発電する建物である。

>非常事態のまっただ中で、安全管理の基本を忘れた東電のずさんさを批判せざるを得ない。
>作業は中断し、復旧の遅れにもつながっている。

>信じられないことだが、東電は、被ばくの約1週間前に、
>2号機のタービン建屋の地下でも高い放射線量が測定されていたにもかかわらず、
>この重要な情報を作業員らに伝えていなかった。
>東電は「注意喚起していれば(3号機の)被ばくを防げたかもしれない」と言っている。
>今更そんな弁解をしても取り返しがつかないのである。

>まだある。東電は作業員らが被ばくした日に
>放射線量の管理者を同行させず、その結果測定をしていない。
>前日に水はほとんどなく放射線量も低かったからという。
>3人は警告を知らせるアラームを故障と思い、作業を続けた。

>これだけ人為的エラーが連続した末の被ばくである
>東電の日ごろの安全・危機管理意識の在り方を疑わせる。

人為エラーなんでしょうか。人間を人間と思ってるのかと、憤りを感じますが。


>被ばくした3人は東電の協力会社の関電工の2人とその下請け会社の1人だった。
>東電との受注関係を考えれば、断れない立場にいる。
>作業員には地元出身者も多いといい、やりきれない。

まったくやりきれないことです。

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