甘えん坊のぷうが、膝の上に乗ってきて鼻を私の手にこすりつけてくる。
ごろごろと言いながら。ぷうは優しい男の子だ。しばらくいなくなったのに
今本格的に膝に乗り、私のくしゃみに反応して小さな声で大丈夫?というよ
うにニャァァァニャというような声を出して私の顔をのぞき込む。本当にど
の子も愛想がよく家族というより笑うセールスマン達と暮らしているような
感じかな。ぷうは唯一去勢していないオス猫というのも小さい時に縄跳びを
食べて死にかけてお腹を二回も切って治してもらっているので、さらにメス
を入れるのは可哀相すぎるという思いと、この性格の良い猫の子孫をいつか
残したいというのもあって、敢えて去勢していない。
メロンのように臆病で暴力的でもなく、茶のように暴力的でもなく、二匹
は去勢後かなりおとなしくなったように感じる。ぷうはすでに大人しいので
去勢は必要がないと思う。外にも出る気は全くないし、何処かに良い子孫を
残したい人がいたら、是非この頭の良い素晴らしい性格のぷうとそちらの猫
のお嬢さんの婿に一週間くらい出張させても良いのですが。本当に賢くて良
い猫が生まれると思います。もちろん普通の雑種ですが、アメリカンショー
トヘアのような毛並みで茶トラという感じです。
小さい頃は何にでも興味を持ち、蛍光灯を付けたり消したりして一人で感
動して声を出して喜んだりしていました。喧嘩は大嫌いでなるべく最後まで
逃げるが勝ちと決め込んでいるようです。ぷうの子孫が残ったら嬉しいので
すが、世の中そんなに甘くないですね。
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